百歳をこえる女性の言葉です。
施設に入居し車椅子での生活ですが、出来ることは手を借りずに行動する方です。
いつも通り補聴器の点検と調整を済ませ、補聴器を装着した状態から雑談になります。
「最近は、あれをしたい、これをしたいという欲はなくなりました。」
「この歳になると生かされている今に感謝している。それしかない。」
優しくもあり、厳しくもあり、今ここに居ないようでもあり。その時の目の輝きは強く心に残っています。
すぐに言葉が出ない自分がいました。